先日、四国在住Tの上京を機に久しぶりに所沢会をやった。早くに奥さんをなくしたTさんはクルーズ旅行が趣味で明後日横浜から出発するという。一杯やりながら昔話や政治経済情勢、各自の近況報告などたわいもない会話だが、三人とも全員持病持ちが集うのが妙に懐かしい。仕上げにざるそばを手繰って、再会を期した。(ま)
マンションの大規模修繕を控え、今までのように管理会社の言いなりにはならないと、理事を中心に検討委員会を立ち上げた。先日も、自治体の紹介のアドバイザーを迎え勉強会。管理会社の撤退も踏まえ、その対策も。リタイアした理事長の頑張りに感謝。住民の連帯感も生まれてきた。(O)
テレビは猛暑を繰り返し報じ、エアコン使用を薦める。高齢者が多い中、「冷房は控えめに」の一言が命に関わる可能性もなくはないが、エアコンの多用は地球温暖化を加速させる。さらに猛暑を呼ぶという悪循環を生む。温暖化について語ることをタブーとする姿勢は、視聴者への配慮、あるいは忖度かもしれない。しかし、報道のあり方としては・・・。(M)
「黒川の女たち」。都内片すみの小さな映画館で観る。どんなにいい映画でも15人程度しか観客が入らない小さな映画館だけど9割くらいの入場者。大切な青春時代を踏みにじられ、しかもその事実がないことにされてたまるか、重い証言のやりとり。自分たちが犠牲になった史実を風化させたくない熱意がドキュメンタリー映画や本になり、そして歴史に刻まれる。(京)
子供の頃から郷土の英雄として、あの純白のユニフォームに袖を通す選手に憧れて野球に取り組んだ時代を想い出す。春夏の甲子園90勝を超える伝統校「岐商」。夏の前回優勝は長嶋茂雄さんの生まれ年と同じ89(やきゅう)年前。越境留学で私学優位の時代になってほぼ半世紀。名実ともに郷土の代表校が活躍する野球は、高校野球の原点回帰、爽快だ!(亀)
久々に銀行の窓口へ。衝立で区切られて受付は少なくなっていた。表示板には受付番号に並んで窓口番号や「フロアスタッフ」とある。フロアでは5~6人の女性がタブレットを手に対応中。機械が2台ありスタッフの指示で本人が操作したりお年寄りには席まで来てくれてその場で手続きをしている。ほとんどが40~50歳代?パートさん?でもAIには出来ない仕事だ。(こ)
長い文章や話を読んだり聞くのが苦手という人が増えているとお嘆きの人がいる。たしかに、先の参院選挙でも論理を尽くした演説よりワンフレーズを叫ぶ側に効果があったようだ。しかし伝える側も本質を短く鋭く表現する能力を磨くべきで、相手側に責任を求めるのは、ワンフレーズ方式と同質の短絡批判かも。(B)
わが家にある孫のおもちゃ箱を片付けた。ままごとセットに紙のお金やリボン、小5のドリルとホコリまみれの中身はさまざま。押すと打楽器の音が出るメロディーフォンは歩き出す前からのお気に入りだった。15年分の思い出の詰まったゴミ袋を前に捨ててもいいかと本人にライン、すかさずきたのは「OK」のスタンプがたったの一つ。(百)
8月の誕生日イベントで、旅行社のミステリーツアーに初参加。パンフには、◯◯空港◯◯城下町と不明が多いが、写真等で凡その想像はつく。謎のまま出発し目的地は直前まで伝えず、バスの中で地図を広げて推察を楽しむ。思いがけず広島市中に宿泊し、早朝に平和公園をゆっくり散策して、念願の全損保慰霊碑にも手を合わせた。(も)
初めて勤めた会社の社長は軍隊経験者だった。南方の戦場で敵兵を銃剣で殺した話をしてくれた。また元憲兵の高齢社員もいた。そいつが当時30歳くらいの社員と口論になり「俺はなお前らみたいなアカを何人も殺してきたんだよ!」と怒鳴ったのが忘れられない。こいつ全然反省してねえなと思った。その会社は2年で辞めました。(駿)