編集委員の「一語一笑」


 自民党のパー券裏金問題。「権力は腐敗する」の典型だ。4年前の検察庁法改悪騒ぎの際、もし法案が通り、官邸の守護神黒川弘務が賭けマージャンをせず検事総長になっていたら、特捜部に圧力をかけ、今回のような展開にはならなかったかも・・・。今までのところきっかけを作った赤旗と検察に喝采。これからどう展開するか、今後に注目!(M)

 

 上記Mさんのパロディ風フォロー。パー券裏金問題を告発した神戸学院大学の上脇教授は、学生時代マージャンと哲学論争にあけくれていたとか。もし、彼がマージャンをせずひたすら上昇志向の人生を目指していたら、権力に歯向かう行動などなく、自民党裏ドラ、いや裏金も裏から裏へ葬られ真相究明はパーだったかも。人の歴史も有意なりき。(B)

 

 愚妻の誕生日祝で年忘れ所沢寄席。菊之丞、笑点の宮治、喬太郎、三遊亭兼好のほか、色物の紙切り二楽(正楽の子)、漫才のおぼん・こぼんと大盛会で、おおトリは柳家権太楼。ウ・露戦争、パレスチナ紛争の絶望、裏金作り自民党のあきれ果てた状況下、権太楼の「火炎太鼓」の時代を超えたおかしさに涼風を感じた。(ま)

 

 「維新万博」が止まらない。TVで万博よいしょを繰り広げているコメンテーター6人衆、橋本五郎、古舘伊知郎、金子恵実、岩田明子、田崎史郎、辛坊治郎。JTBなど旅行会社は2024年の修学旅行先を、万博に変更している。国の指導か忖度、越後屋は健在だ。(O)

 

 現状維持が高望みになりつつある。旅もスポーツも諸々が大事でも、今まで通りには準備と休養に充分な時間が必要。室内アーチェリーの時期になり、年齢区分にGM(65〜75)とL M(75以上)増え愛好者の励みになっている。年末にGM女子の部1位で、ご褒美のバッヂをゲット。L Mの背を追い今年も今まで通りが目標。(も)

 

 我々の大切な血税をわが物顔で使いまくる反社痔眠党! そこに群がる利権目当ての腐れ企業、カルト集団。ここまで腐敗しても選挙になれば投票する糞どもがいる。でもそれ以上にタチが悪いのが選挙に行かない過半数の愚民どもだ。「誰がやっても同じでしょ」じゃねーよ! 腐敗を断ち切るには投票率を上げるしかないんだ!(駿)

 

 電車で「勤労者通信大学」のテキストを熱心に読んでいる中年女性。20歳過ぎ何も知らなかった私も、薦められて始めたけれど理解できないことが多く、生活の激変もあり挫折。数年後再チャレンジし何とか卒業した。経験も理解も浅かった当時に比べ、現在は少し進歩したかも。ただ、物事の基本は変わらなくとも、情勢は複雑化し、理解と対応は困難になっている。(こ)

 

 旅仲間に自称「晴れ女」がいる。最初は半信半疑だったが7回も続くとだんだん本当に思えてくる。しかし晴天の確率も高いが全く雨が降らないわけではない。ただ移動中の車内や建物に居る時だったりで、歩き出す頃には止んでしまうのが不思議なところだ。未だに傘は使っていない。まあメンバーの日頃の行いがいいからなのかもしれないが。(百) 

 

 12月に毎年恒例の伊藤塾主催、沖縄スタディツアーに参加。読谷村、南部戦跡の他に、コザのロックバンドのライブを聴いたり、恩納村でサトウキビ収穫と黒糖作りの体験をするなど多彩なイベントで沖縄の人々と楽しく交流した。12月20日に「辺野古基地代執行訴訟」の高裁判決があったが、沖縄の合言葉、「勝つまで諦めない」を自らも心に刻んだ。(亀)

 

  2023年のタイにおける自動車の生産台数の見込みは約185万台、シェアではトヨタ、いすゞなどの日系メーカーが約85%と圧倒的。しかし最近、MG(上海汽車)、GWM(長城汽車)などの中国メーカーがEVを武器に生産を伸ばしている。タイのセター首相は日本のEVの開発の遅れを懸念、ここでも日本の技術が後れをとっている。(か)