編集委員のごあいさつ 「一語一笑」



 モーゲンソーの『科学的人間と権力政治』を読む。著者は国際政治を「権力政治」の場として現実主義の政策を説いたが、米国のベトナム介入を批判し、ジョンソン大統領に顧問を解任されている。安倍友で米国追随の現実主義思想家とは訳が違う。(か)

 

 引き出しの中から古い「肩たたき券」を発見。「1分券」16枚と「特別150回券」2枚。小学生だった頃の息子の「父の日プレゼント」だ。「いまも有効?」とlineで問えば「時効を援用します!」。「肩たたき」の期待は見事に「肩すかし」され。(B)

 

 退職後に知り合った地域の女性、一時私の勤務地と同じ郊外の街で働いていたことが分かった。春には同じ桜並木ですれ違い、昼休みには同じ店で隣り合っていたかも。細かいことにうるさいので苦手だけど銀行員だったということで妙に納得。(京)

 

 アルプスのグランドジョラス山頂付近で雪崩に巻き込まれて気を失い、気が付いたら南極点でブリザードのなか短パンTシャツで氷アズキを食べている。熱帯夜に奇想天外な涼しい夢だが、死にそうだ。(ま)

 

 スマという高級魚。1㎏成長するのにイワシ15kg喰わなければならない。イワシなら15分の1の量で同じ栄養をとれるのに・・・。こういう贅沢志向(嗜好)が地球環境の敵。しかし食べてみたら旨い。温暖化対策の難しさを体感。(M)

 

 中国を社会主義国と思っている人はいないだろう。南沙、西沙諸島の領有、中印国境カシミールの領有権、今度は小国ブータンの国境地帯まで領有を言い出した。覇権主義と呼ばず何と呼べばいいのか。香港への「国家安全法」はまさに、戦前の「治安維持法」である。私は中華帝国と呼ぶ(O)

 

 わたしが住んでいる市のLINEは毎日コロナ感染者状況を配信している。年代別男女別に当日分と累計数、個人の詳細も表になっているが、無症状の人は感染者ではなく病原体保有者として別カウントされている。なぜ?変だよね。(こ)

 

 楽しみにしていた畑のスイカが熟れすぎて腐ってしまった。収穫の時期をしっかり把握していなかったと反省しきり。ゴーヤも大きくなる前に破裂してしまい収穫はゼロ。まずまずのトマトときゅうりで苗代との収支は若干のプラス。(百)

 

 半年振りに山手線に乗り、都心の劇場へ。3月の予定が再々延期になりやっと開演。1回公演を2回に分けたり色々の対策を経て、夢のような2時間を堪能。電車内は空いていたが、久々の大冒険で帰宅後はバタンキュー!(も)