編集委員のごあいさつ 「一語一笑」



 定期検査で東大病院にいったが、コロナウイルスで予約患者数は激減、普段満席の広大な待合室もガラガラ、手術も次回診療予約も数か月先に延期の由、「政府対応があれだから」と医者もあきれる。(ま)

 

 新型コロナ対策予算、アメリカ5兆4000億円、英国4兆円、イタリア2兆9500億円、香港1兆7000億円、韓国1兆円、シンガポール5000億円、日本予備費2700億円で新年度予算は「ゼロ」。どうなってるんだ!(こ)

 

 森友学園の文書改ざんを指示された職員の遺書が痛ましい。損保でも理不尽な要求を強制されて自殺した多くの社員、部下の犠牲の上にのし上がる連中がいた。日本の組織体質は官民問わず同工異曲。「なんて世の中だ!」(B)

 

 山口瞳の『居酒屋兆治』を読んでいる。舞台は東京国立、谷保駅。一橋大を過ぎまっすぐ行くと国立駅。一本一本串にさすヤキトリが旨そう。吉祥寺「伊勢屋」、西荻窪「戎」、荻窪「鳥もと」、高円寺「大将」がお気に入り。(O)

 

 何事にも視野を広げることは大切だ。無い、ではなくてあると思える方に少しだけでも気持ちを向けることができるかどうか、それは日々の生活の積み重ねの先にあると感じる。(天)

 

 結果の良し悪しは別として、ほとんどの国民が、あれほど道徳的に退廃し信用のおけない政権の「要請」に右へならえ。思考停止・同調圧力は全体主義の糧だ。気をつけよう。以上、非国民の子より一言。(M)

 

 『反穀物の人類史』(ジェームス・C・スコット著・みすず書房)が面白い。人類の定住と穀物栽培の開始が、国家の誕生を促したという定説をひっくり返す「ディープ・ヒストリー」を論じている。(か)

 

 娘に「コロナにかかってみんなにうつすと悪いからね」と言ったら、「そうじゃなくて自分がまず危ないでしょ!高齢者なんだから」と言われてしまった。そのとおりです、自粛します。(百)

 

 上野公園は元々、寛永寺の境内での花見の宴は禁止されていました。そんな経緯から見れば飲食禁止は驚くほどのことではないし、周辺の飲食店に行く方が良いと思う。(雪) 

 

 晴れの日散歩は公園へ。乗り物は使わず歩きのみ。私鉄で二駅先の最長を含め定番3コース、何処も人が沢山。最短の善福寺公園で、サクラの隣りに石楠花(写真)が咲いていました。超早すぎ!(も)