私の「職場短信」


                                                    takako


  総務部署の同僚に聞いた話です。いま、社内では毎年、数千万~億単位で経費予算が削減されていますが、バブリー感覚が抜けないのか、経費節減と言われていても全く意識せず無茶な要求をしてくる社員が多いそうです。中でも、特に役職者が厄介だとか。年度末・年度始めに無理難題が急増するといいます。

 

   社内で使用している机やコピー機などを買い替えたり設置するためには条件があり、当てはまらない場合は理由を説明し、お断りをするそうですが、厄介な役職者の方々は、自分の思い通りにならないと恫喝したり、コネや情実を武器に上層部に手をまわし特別承認で自分の要望を通してしまうのだそうです。それを突っぱねられない周りの人達もどうかと思うのですが、 経費節減なんて、率先垂範どころか、役職者たちにとっては所詮他人ごと。部下に自分の権威を見せつけるための道具に過ぎないのでしょう。

 

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがありますが、そんな役職者の人に出会ってみたいと思う、今日この頃です。