保険販売の現場から

              中井義人


なぜメール・ファックス申し込み認めない?

 

 自動車保険を契約する方法の一つに、「電話募集」という方法があるが、これだと例えば免許証の色、有効期限、使用目的など、もしもの事故の時に契約者の当初の申告と違っていた場合「あの時そんなこと言っていない」と言われてしまうと、いくら契約内容の控えを契約成立後に郵送したところで、そんなの見ていないとトラブルになることがある。
 「相手はそんなこと言っていない、こう言った、こちらはそんなこと聞いていない、そちらの言う通りに手続きしたという証拠」をこちらは録音しているわけでない。 フエイスブック、ツイッター、SNSなど浸透しているご時世、契約者の返信もメールやフアックスで来る人が増えた
 これならお互い「お互い何を言ったか、お互い何を合意したか」証拠に残るのでトラブルになったことはない。なぜ「メール募集、フアックス募集」というのが認められないのだろうか?
 トラブルを避けるために現場のことを考えてぜひとも採用してほしいものだ。
 「相手変われど主変わらず」とはこういうことを言うのかなぁ・・・
 (なかい・よしひと ベストインシュアランス)